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「まだ…三人でいられるわよ。
だって私たち、やれることはすべて成功させたんだもの」(澤嶋姫緒)


 二話ずつまとめるのがまどろっこしくなってきたので、まとまったところで感想を書くことにします。今回は澤嶋姫緒編終了まで。普通に泣いちゃったよ。良いお話すぎる。



 天城夏夜さんルートへと分かれる嵐の夜の選択に戻って、今度はテラスハウス陽の坂に電話をかけました。こっちだと、理くんが一人で立ち上がります。ホント、美都子ちゃんのことになると、別人になるなぁ、理くん。アダルトな意味なんて全然なく、どちらかというと子供っぽい理由で一晩中美都子ちゃんを抱きしめることになるんですが、それを見て、夏夜さんは身を引きます。引き際もちゃんと心得ている辺り、ますます惚れそうです(笑)。まあ、このあとは、テラスハウス陽の坂の住人化して、出番がほとんどないんですが(苦笑)。

 この夜を境に、美都子ちゃんは「リストラさん」から「理くん」へと呼び声が変わって親密度アップ。



 さて、肝心の姫緒さんはというと、この人もたいがいダメ女でした。てか、理くんに惚れた途端、ダメ女になったというか。依存系ダメヒロインと呼ばれる通りに、おんぶにだっこ理くんに寄りかかりっぱなしで、ホントにダメッダメでした。美都子ちゃんに嫌われたくないのに~、と想像するだけで、泣き出しちゃったりとか。

 それでも、最後には、美都子ちゃんの大好きなテラスハウス陽の坂の土地が奪われそうな算段になると、世間知らずなダメ女姫緒さんも立派な大人へと成長していて、あの勝利のピースサイン――二本ではなく、三本――のシーンは、じわじわと感動が押し寄せてきます。

 そして、最終的には甘ったるいハッピーエンド。誰も悪者なんていない、すべては善意の所行。だけど、それぞれが愛情表現が下手で伝わってなくて。それが最後に解消されるという、絵に描いたようなハッピーエンド。甘い、甘ったるい、甘すぎる、でも、心地良い。誰もが根底では夢見ている、誰もが優しければ世界はきっと優しいものになる、という幻想。だから、良いんだよこれで。最後の方はもう存分にぼろぼろになって泣いちゃってたよ。

 この澤嶋姫緒編がいちばん収まりが良いような気がしました。美都子ちゃんの役所とか特に。五年経ったら、一緒に理さんのお嫁さんになろうっていうのは、どうかと思うけど(苦笑)。



 一応、作品の骨となるのは、愛情表現が下手な人たちということになるのかな。色仕掛けで解決しようとしたり、お金で解決しようとしたり。それが解消されて、ちゃんと愛情が伝わる、と。

 次は、作中もっとも愛情表現が下手っぽい香野麻実編へ行って参ります。
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「あたしは自分を大事にしないから…
だから、代わりに理くんが大事にしてね?」(天城夏夜)


 第7話「いけない下克上」と天城夏夜編最終話「日向に咲いた日陰草」の感想です。



■第7話「いけない下克上」

 美都子ちゃんには教育衛生上よろしくないということで、こっそりと夏夜さんと逢瀬を重ねる理くん。それをのぞき見ていることになっている、僕もかなり居心地が悪いんですが(笑)。

 前話で解雇された道浜商事は理くんの遺した(笑)、奇策と平木課長の努力によって、何とか盛り返し、最初の再就職先は実は計画倒産で新しい会社を興していたんだけど、そこにたびたび「芳村さんいますか?」みたいな電話がかかってくる話もあって、男女関係以外なら株価急上昇中の理くんです。

 そんな中、「二番で良いから」と甘んじていた夏夜さんですが、美都子ちゃんと仲睦まじく過ごす理くんをみて、ついに爆発。美都子ちゃんに、あることないこと――てか、全部あることだけど、教育衛生上よろしくないこと――を赤裸々に語っちゃいます。

 これはダメだ、夏夜さん。大人げない。

■天城夏夜編最終話「日向に咲いた日陰草」

 前話の夏夜さんと美都子ちゃんの軋轢から、なんやかやとあって、コメディ風味なハッピーエンド。理くんが女性関係であたふたするのがコミカルで面白いだけに、二人だとまだまだだな。このタイトルが好き。

「尽くし系ダメ女」と評される夏夜さんですが、本当に男に尽くして尽くして尽くし抜く、際限なく男を甘えさせる、ダメ女でした。この人にかかれば、理くんじゃなくても男はダメになる(苦笑)。

 基本的には、各ヒロインの個別エピソードは、「本妻」である美都子ちゃんとの折り合いがメインなのかな。となれば、「リストラさん、取られちゃった…」と泣きじゃくる美都子ちゃんを、都合あと二度見なければいけないわけで。きついなぁ。そりゃあ、普通に最後は応援するようになるわ。

 最後にちょっぴりだけまじめなお話をすると、美都子んドリアのおかげで、他者の愛情を受け入れられるだけの土壌を得た理くんですが、自分が他者を幸せにできるのかというのはまだ未知数(そういう会話がある)。今回の天城夏夜ルートだと、夏夜さんが理くんと一緒にいるだけに幸せになっちゃう人だったので、この点は解消できなかったわけです。また理くんが現段階(夏)唯一能動的に幸せにしたい相手というのが美都子ちゃんという、数年後のバトルを予感する締めでした。

「そかな? 忍ぶ女に見える?
そう言われると自分の存在意義を認められたみたいで嬉しいな」(天城夏夜)


 第5話「尽くしんぼう」と第6話「女心と嵐の夜と」の感想です。



■第5話「尽くしんぼう」

 この話は、特に何もなかったかなぁ。前話ラストに夏夜さんも「テラスハウス陽の坂」にやってきて、たびたび理くんに夜這いをかけたりするぐらい。

 どれだけ夏夜さんが迫っても、理くんは美都子ちゃん優先なので、なかなか報われないんですけれど。個人的には、いちばん好きなヒロインなので、報われてほしいなぁ、と思いつつも、夏夜さんはサブキャラの方が目立つタイプなんだろうなぁ。

■第6話「女心と嵐の夜と」

 冒頭の、縁側で浴衣姿の夏夜さんに、惚れた。

 前話でようやく決まった再〃就職先「道浜商事」も、実はめちゃくちゃお人好しだった澤嶋さんがほのめかした通りに、ワケありの会社で……。その状況を打開しようと、クーデターの準備をしているところを見つかって、理くんクビ。協力しようとしていた平木課長だけは何とか逃がすんだけど、理くんはブラックリストにまで名前が載せられて、絶望的な状況に。奇しくも、外は大荒れの空模様。そこで選択肢。

 絶望的な状況になって、電話をかけるのは、
 テラスハウス陽の坂? それとも夏夜さんの携帯?

 迷うこともなく、後者を選択し、尽くし系ダメヒロイン天城夏夜編へ。

 ワンコールで電話を取り、嵐の中駆けつける夏夜さんの本気っぷりに、理くん本当に大丈夫なのか……?(つまり、ちゃんと夏夜さんの愛情を受け止められるのか)と不安になりつつも、雨の中絶望に浸る理くんを抱きしめて、

「弱い理くん、もらったよ…大家さん」

 という辺りが、しびれた。身長差をうまいこと描いた、技ありのカットです。そうだよなぁ、まっすぐには描けないよなぁ、この身長差だと。

 相変わらずうまいんだけど、全く(読者が)欲情しない濡れ場を経て、理くん復活。……まあ、なんだ、理くんも男の子なのね、としか(苦笑)。

「美都子の特製ドリア…名付けて『美都子んドリア』!
…って、何かセンスないかも」(陽坂美都子)


 第3話「部屋においでん」と第4話「修復のグラタン」の感想です。



■第3話「部屋においでん」

 リストラさん(理くん)、再び職を失うの巻。前話で、就職したときから、天城夏夜さんがひたすら不穏なことを言っていたのが、ついに現実化。気にしない気にしないと、天城さん以外誰も来ない会社で働き続けた果ての、

「僕は、少しはこの会社のお役に立てたでしょうか?」(芳村理)

 という台詞が切なくてたまらない。不器用すぎるよ、理くん。倒産してもなお、それまでおつきあいがあった会社に新しい取引相手を紹介して回ったりする辺りも、良い感じです。理くん、いい男っ!

 理くんが働いている間も、美都子ちゃんの方では、理くんの元奥さん、香野麻実さんと接触があったりするのですが、ここで「子供にはわからない事情」で別れたみたいな、ことがわかるんですが、何だろ? 今でもラブラブオーラ全快の香野さんなので、本当にやむにやまれぬ事情があったとしか。……そういう事情って、正直気持ちが良いものなんてないよなぁ。ちょい不安ですが、香野さん、冬まで待っていてくれ!(本作は夏→夏夜さん、秋→姫緒さん、冬→麻実さん、春→美都子ちゃんの流れで構成されている)

 取引先の引き継ぎが終わり、事実上もう仕事がなくなったところで、今度こそ退社。給料明細を持った理くんの帰りを待っている美都子ちゃんの元に、「倒産しました!」と帰れるはずもなく、天城さんとなし崩しでバーへ。ここでの会話がなかなかどうして艶っぽくて良い感じでした。ここでお互いに呼び方が親密になり(新人さん→理くん、天城さん→夏夜さん)、部屋にまで誘われちゃうところで引き。

■第4話「修復のグラタン」

 理くん、お米を食べるの巻。
「熱さ」に主眼を置かれた料理でそれを成すというのは、やっぱり「温かい料理」が「暖かい愛情」を指していて、それを今まで理くんが食べられなかった(うまく受け取れなかった)。だけど、今回美都子ちゃんのドリアで初めてお米を食べられた。だから、ようやく他者からの「愛情」を受け入れられる土壌ができた、ということかな。

 それまでの流れがまた良かったです。一度は澤嶋さんの陰謀故に「出てけ!」とまで美都子ちゃんに言われるんだけど、彼女の誕生日に気づいた理くんが、万年筆を送るわけですよ。ご隠居から注釈が入りますけれど、それは大人への仲間入りの証で。誰もが美都子ちゃんを子供扱いするし、美都子ちゃん自身もまた今回のリストラさん改めヒモのせいで自分が「子供」だったと認めるんですが、そこで理くんだけが美都子ちゃんを「大人」として扱うわけですよ。お母さんが出て行っても必死で「テラスハウス陽の坂」を守ろうと、大人であろうとした美都子ちゃんを、理くんはしっかりと「大人」扱いする。

 本当の「保護者」ではないからこそ、美都子ちゃんを「大人」として扱える。

 ここでグッと来ずにいられようか、いや、いられない(反語表現)。

 体験版でここまで描かれているんですが、またちょっと泣いちゃったよ。すごくイイお話です。

「そりゃ確かにクラスの皆と比べても小さいと思うよ?
それでも明治時代のこの年の平均身長と比べると、
ほんの少し低いくらいなんだからね?」(陽坂美都子)


 三十路一歩手前の主人公、芳村理が陽坂美都子と“お友達”になるまでを描いた、第1話「45センチメートルの友情」と、次々とヒロインが現れ、理くんは彼女らに翻弄され、その果てに美都子との「友情」を失う、第2話「汝の隣人と同僚と担任を愛せよ」の感想です。



■第1話「45センチメートルの友情」

 年の差、およそ二倍、身長差四十五センチ、そんな二人が「お友達」になるまで描いた回ですが、もうあれだな、この段階で惚れ惚れしちゃうぐらい面白いんですがっ!

 作品のガジェット的なお話になると、「お米」が一つ「暖かい愛情」を担っていて、それを現状の理くんは食べられない、素直に受け取れないという感じかな。「お米」をちゃんと食べられるようになるときが、愛情を素直に受け取れるとき、みたいな。

■第2話「汝の隣人と同僚と担任を愛せよ」

 完全に、理くん、澤嶋姫緒さんに敗北しちゃうエピソードです。母親が失踪した辛さで泣かれるのは澤嶋さんに奪われるわ、澤嶋さんからもたらされた情報(理くんはバツイチ)によってビンタされるわで、理くん、澤嶋さんに完全敗北。

 今のところ、美都子ちゃん視点の好感度は、

 澤嶋さん>>>>>>>>>>>>理くん

 という感じですね。思った以上に、隣人の壁は高かった。理くん、同居しているのに(「テラスハウス陽の坂」はアパートです)。

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