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「美都子の特製ドリア…名付けて『美都子んドリア』!
…って、何かセンスないかも」(陽坂美都子)


 第3話「部屋においでん」と第4話「修復のグラタン」の感想です。



■第3話「部屋においでん」

 リストラさん(理くん)、再び職を失うの巻。前話で、就職したときから、天城夏夜さんがひたすら不穏なことを言っていたのが、ついに現実化。気にしない気にしないと、天城さん以外誰も来ない会社で働き続けた果ての、

「僕は、少しはこの会社のお役に立てたでしょうか?」(芳村理)

 という台詞が切なくてたまらない。不器用すぎるよ、理くん。倒産してもなお、それまでおつきあいがあった会社に新しい取引相手を紹介して回ったりする辺りも、良い感じです。理くん、いい男っ!

 理くんが働いている間も、美都子ちゃんの方では、理くんの元奥さん、香野麻実さんと接触があったりするのですが、ここで「子供にはわからない事情」で別れたみたいな、ことがわかるんですが、何だろ? 今でもラブラブオーラ全快の香野さんなので、本当にやむにやまれぬ事情があったとしか。……そういう事情って、正直気持ちが良いものなんてないよなぁ。ちょい不安ですが、香野さん、冬まで待っていてくれ!(本作は夏→夏夜さん、秋→姫緒さん、冬→麻実さん、春→美都子ちゃんの流れで構成されている)

 取引先の引き継ぎが終わり、事実上もう仕事がなくなったところで、今度こそ退社。給料明細を持った理くんの帰りを待っている美都子ちゃんの元に、「倒産しました!」と帰れるはずもなく、天城さんとなし崩しでバーへ。ここでの会話がなかなかどうして艶っぽくて良い感じでした。ここでお互いに呼び方が親密になり(新人さん→理くん、天城さん→夏夜さん)、部屋にまで誘われちゃうところで引き。

■第4話「修復のグラタン」

 理くん、お米を食べるの巻。
「熱さ」に主眼を置かれた料理でそれを成すというのは、やっぱり「温かい料理」が「暖かい愛情」を指していて、それを今まで理くんが食べられなかった(うまく受け取れなかった)。だけど、今回美都子ちゃんのドリアで初めてお米を食べられた。だから、ようやく他者からの「愛情」を受け入れられる土壌ができた、ということかな。

 それまでの流れがまた良かったです。一度は澤嶋さんの陰謀故に「出てけ!」とまで美都子ちゃんに言われるんだけど、彼女の誕生日に気づいた理くんが、万年筆を送るわけですよ。ご隠居から注釈が入りますけれど、それは大人への仲間入りの証で。誰もが美都子ちゃんを子供扱いするし、美都子ちゃん自身もまた今回のリストラさん改めヒモのせいで自分が「子供」だったと認めるんですが、そこで理くんだけが美都子ちゃんを「大人」として扱うわけですよ。お母さんが出て行っても必死で「テラスハウス陽の坂」を守ろうと、大人であろうとした美都子ちゃんを、理くんはしっかりと「大人」扱いする。

 本当の「保護者」ではないからこそ、美都子ちゃんを「大人」として扱える。

 ここでグッと来ずにいられようか、いや、いられない(反語表現)。

 体験版でここまで描かれているんですが、またちょっと泣いちゃったよ。すごくイイお話です。
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